札幌国際芸術祭2017(3)札幌芸術の森からまちなかへ

火曜日、引き続きSIAF忘備録。
画像
この旅、この丸一日が勝負でした。というわけで、夜まで動いたー!

モエレ沼公園

札幌芸術の森
野外美術館で鈴木昭男の「音点・おとだて」をみた、というより聴いたのがいい体験でした。

もちろんクリスチャン・マークレーの映像作品もさすがに印象的。連続写真の煙草の吸殻がまるで生きているみたい。旧作だけど、大勢でレコード盤を引っ掻いたりたたいたりあおいで音を出すビデオが面白くて笑っちゃった。


札幌市立大学
画像

今回1番かもしれない、毛利悠子の「そよぎ またはエコー」音響の設計が素晴らしいのだわ。突然鳴り出すピアノ、絶縁用の陶器を叩く澄んだ音、鈴の音に詩の朗読の声が被さるのが幻想的。
画像


すすきの・北専プラザ佐野ビル。
地下の飲み屋の奥にあるスペースで札幌の三至宝のレトロなコレクションをみたり、5階で妖しい湯気上がる装置をみたり。
画像


AGS6.3ビル
取り壊しが決まっているビルの中で軋むシャッターがロープと滑車で連動して動く。
画像


りんご
元はリンゴ倉庫だったという石造りの屋内をそのまま空間として使っていて、夜しか公開しないのだそうだ。
画像


OYOYOというコース。
画像


そしてどこを回っても、音がポイントになっているのですよ。画像
ターンテーブルが微かな音をたてていたり、風の音がしていたり、よく得体の知れないノイズが鳴っていたり。
どんどん耳が今までと違うものを感じとれるように開かれていくよう。
そして朽ち果てたビルの臭い、打ち棄てられた昭和の気配が点在する。
そうか、これが大友良英の目指すところ「ガラクタの星座」なのか?

さあて、もう翌日昼に発たねばなりません。スタンプラリーコンプリートならず。見落としたところ多数。惜しいなあ、ライブ的なイベントも見られなかったし。

しかし、芸術祭がスタートしたばかりの平日、ということもあり、かなりゆったり周れてよかった。作品の「音」を聴く、というのは人混みの中では難しいかもしれませんから。

この記事へのコメント

この記事へのトラックバック