ボッティチェリ展

水曜日、
今日は午前中にあれこれ済ませ、午後からボッティチェリ展へ行く。画像

実は、自分、ダ・ヴィンチやボッティチェリ、あの時代の人々の絵が大好き。(初めての海外一人旅がフィレンツェで、毎日黙って絵ばっか見てたからだと思う)今日展示されていた絵にはちょっと見覚えのあるものもあって、嬉しかった。
でもまあ必見、ということもなかったかな。

展示は4つのコーナーに分かれており、メディチ家との関係や、サヴォナローラとの関わりについてもよくわかる並びになっていた。
そして、師匠フィリッポ・リッピの息子フィリッピーノが弟子でライバルになったということで、比較するように同じ題材で二人の作品が展示されている最終コーナーが興味深かった。
やはり自分はボッティチェリの描く人物の表情が好き。
力は入っていないけどすっと結ばれた口もと、高く上がった眉。気高いのに色っぽい。

漫画家のヤマザキマリさんが、当時の工房は、発注を受け共同作業して作品を仕上げるところが漫画と似ている、と、どこかに書いていた。
流行や時代の要求に応えながら、作家それぞれの個性が競われる。細部に技術と美意識が光る。

自分の家のインテリアに絵を発注する一般の人々には、フィリッピーノとボッティチェリは同じ作家に見えたかもしれない。
でも、きっと口コミで「ファーストコールはこの人!」、という人を見に行ったりしたんだろうな。

それにしても、自分のペースで絵が見られないのは辛い。どうしても音声ガイドに合わせて人が流れたり止まったりするので、絵の後ろのほうの人は何にもないところで立ち止まったりせねばならなかったりするのですね。
それで自分は、さらーっと後ろのほうを通りながら眺めて過ぎてしまうので、なんとなく勿体無い感じもする。
でも地味な絵の繊細な描線をじっくり見られる程度の混雑でした。

今回一枚だけ買ったポストカードはこれ。
画像

行ってみなければ出会えない一枚、というものがあるのですよね。

この記事へのコメント

バジル
2016年04月02日 01:11
おや、これはシモネッタ?
かに
2016年04月03日 01:21
正解!金髪ではありませんけどね。

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